突然ですが、パーパークラフトの清水寺を作ります。きっかけは、情景師アラーキー先生の本「作る!超リアルなジオラマ」に掲載されている作品「港の片隅で・・・」に登場するテトラポットがインターネットで無料で手に入るペーパークラフトデータで作られていることを知ったことでした。
へーと思って早速「ペーパークラフト 無料」と検索したら、Canon Creative Parkというページがヒットし、詳しく見てみると、キャノンの提供で、様々な作品が公開されていて、利用規約はありますが全て無料でした。これはいい!その中で特にインパクトのあった「清水寺」を作ることにしました。
作品にはそれぞれ制作難易度が星の数で表されていて、「清水寺」は最高の星5、制作時間も10時間以上とあり、なかなか作りごたえがありそうです。
制作開始
切り出し
使用する紙は、キャノンのマットフォトペーパーが推奨されていますが、手元に普通紙しかなく、買いに行くのも面倒だったので普通紙を使いました。
A4用紙21枚にもなるパーツをまずはカッターナイフで切り出します。長辺はステンレス定規をあてて、のりしろ部分や細かい部分はフリーハンドで。曲線部分はわずかしかありません。ほぼ直線での切り出しでした。
部品番号
形が独特のものや大きなものは区別できますが、中には、形が同じでのりしろの位置が違うだけのものがあったりしたので、迷わないように裏側に鉛筆で番号を書きました。
地獄の単純作業
写真は柱のパーツです。これを何十本分も作ります。これはもう修行です。のりしろ部分が細かく切るように指示があります。これはもういじめです。
種類分け
全てのパーツの切り出しが終わった状態の写真です。大まかな分類分けと、小さなパーツはなくさないように、ガチャガチャのカプセルに入れて管理しました。
なめていました
印刷から始まり、全てのパーツを切り出し、ベースの制作に入った時点ですでに10時間はかかったんじゃないか、ていうぐらいの作業量でした。なめてました。恐ろしや「清水寺」
後、組み立て始めてから気づいたのですが、素材に普通紙を使ったため、まず印刷した時点で紙がインクの水分で内側に巻いてしまう癖が付き、面の広い部分が内側に凹んでしまいます。また、接着に木工用ボンドを使ったため、これまたその水分で紙が波打ってしまいました。
やっぱり紙は専用の「マットフォトペーパー」を使うべきでした。接着剤もペーパーボンドというものがあるらしく、次回作にはまずこれらを揃えてからにします。
おしまい
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