ペーパークラフトの清水寺のデータが無料で配布されていることを知り、下準備もせず、普通紙に印刷、のりは木工用ボンドで作りました。でも、完成した清水寺は普通紙で制作したせいで、自立はしますが、屋根や石垣がふにゃふにゃ、のり付けしたところも波打ってしまいお粗末な出来でした。
ペーパークラフトについてちゃんと調べてみると、まず紙は厚手の紙がよく、専用紙も売られていること、紙専用のりがあることがわかりました。
厚手の紙さえ使えば、木工用ボンドでも、のりの水分で紙がふにゃふにゃにならずに済むかもしれませんが、せっかく20時間くらいかけて作るのであれば、やっぱりきれいに作りたと思い、紙専用のり「ペーパーキレイ」を使ってみました。
おなじみ木工用ボンドと紙専用のり「ペーパーキレイ」の比較
手芸用?女性ウケ狙い?なのか、パッケージが非常に可愛らしいです。お店のレジで購入するのに躊躇します。
写真左は100円ショップで購入できる木工用ボンドです。容量が120gあるのに対し、ペーパーキレイは30ml(約30g)、販売価格も200円ぐらいで、割高です。
ノズルはペーパーキレイの方が細くなっています。小さなのりしろにも塗りやすく、無駄使いが減ります。
のりを紙の上に水滴状にして、24時間放置した状態です。左が木工用ボンドで、ベチャッと潰れて半透明です。それに対してペーパーキレイは、水滴の形状を維持し、さらに厚みがあるのに透明度は抜群で、中心部までしっかり乾燥しています。
おそらくこの乾燥具合が、木工用か紙専用かの違いなのでしょう。木工用は紙に水分が染み込んでしまい、表面張力が保てず、潰れたようになってしまいます。
ペーパークラフト専用の厚手の紙をamazonに注文をしましたが、欠品中でしたので、普通紙に印刷したペーパークラフトを作ってみました
仕上がりがキレイ
スターウォーズに出てくるサンドクローラーです。普通紙なので、紙が波打つのは仕方がないのですが、接着部分のふにゃふにゃ感があまり無く仕上がりがキレイです。
さらに、木工用ボンドは、のりがはみ出して印刷部分についてしまうとインクが、にじんでしまっていましたが、ペーパーキレイは、そういうことはありませんでした。
接着時間も多少早いような気がします。
ジオラマ製作でも、印刷物を貼り付けることが時々あります。今後はこのペーパーキレイを使ってみようと思います。
おしまい
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